予防接種について
当院で接種できるワクチン
当院では下記ワクチンを取り扱っております。予防接種は予約制ですので、Web予約の画面で「ワクチン接種(インフルエンザ)」または「ワクチン接種(インフルエンザ以外)」を選択してください。
インフルエンザワクチン
インフルエンザワクチンは、発病を完全に防ぐものではありませんが、発病した場合でも、重症化や死亡のリスクを大幅に軽減する効果が期待できます。流行予測に基づいて製造されるため、毎年接種することが推奨されています。
接種回数
(ただし、基礎疾患をお持ちの方など、医師の判断で2回接種となる場合もあります。)
接種時期
インフルエンザは例年1月末頃に流行のピークを迎えます。ワクチン接種後、免疫がつくまでに約2週かかります。そのため、12月中旬までには接種を終えることをお勧めします。
費用
定期接種
- 65歳以上の方
- 60歳以上65歳未満の方で心臓・腎臓・呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有する方、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方(身体障害者手帳1級相当程度)
は定期接種の対象となり、市町村から接種費用の補助があります。
自己負担金・・・仙台市では1,500円
任意接種
上記に該当しない方は任意での接種となります。
自己負担額・・・3,000円(税込)(変更の可能性があります)
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹は、子どもの頃に感染した水痘(水ぼうそう)ウイルスが原因で起こる病気です。水ぼうそうが治癒した後も、ウイルスは体内の神経節に潜伏し、加齢やストレスなどで免疫力が低下すると、再び活性化して帯状疱疹として発症します。神経に沿って帯状に発疹や水疱が出現し、電気が走るような痛み、ピリピリ感、焼けつくような強い痛みが特徴です。50歳以上で発症率が高まり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を経験すると言われています。
帯状疱疹のワクチンには、生ワクチンと不活化(組換え)ワクチンの2種類があります。生ワクチンは1回の接種で、接種後1年間で約6割、5年間で約4割程度の予防効果が期待できます。生ワクチンは、特定の病気で治療中の方や免疫機能が低下している方は接種できない場合があります。組換えワクチンは2回の接種で、接種後1年で9割以上、5年後も約9割、10年後でも約7割程度の高い予防効果が期待できます。
接種回数
- 生ワクチン:1回
- 組換えワクチン:2回(2ヶ月以上の間隔を空ける)
費用
定期接種
- 65歳の方
- 60歳から64歳までの方であって、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方(身体障害者手帳1級相当程度)
は定期接種の対象となり、市町村から接種費用の補助があります。
※経過措置の期間中(令和7年度から令和11年度まで)は、5歳ごとの年齢(70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳)の方も、定期接種の対象者になります。
自己負担金・・・仙台市では生ワクチン1,500円、不活化(組換え)ワクチン22,000円(1回あたり11,000円)
任意接種
50歳以上の方、または帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の方は、任意接種として受けることができます。
自己負担額・・・2回で48,000円(税込)(変更の可能性があります)