IBDの診断(確定診断の要素)|仙台駅の消化器内科・内視鏡|せんだい駅前 消化器IBDクリニック|土曜診療

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IBDの診断(確定診断の要素)

IBDの診断(確定診断の要素)|仙台駅の消化器内科・内視鏡|せんだい駅前 消化器IBDクリニック|土曜診療

クローン病の診断プロセス

クローン病は潰瘍性大腸炎よりも少し若い方に見られる病気で、腹痛や下痢が長く続くほか、発熱・体重減少・痔ろうや肛門周囲膿瘍などの肛門病変が主な症状として現れることがあります。

1

丁寧な問診

症状の経過に加え、過去の病歴(特に痔の手術歴)、服用している薬、海外渡航歴などにつき、詳しくお伺いします。

2

身体診察・血液検査

お腹だけでなく肛門の状態を診察し、血液検査では炎症や貧血の有無を確認します。

3

消化管検査

診断の中心となるのが消化管の精密検査です。大腸カメラ検査に加え(できるだけ小腸の観察も行ないます)、胃カメラ検査も行ないます。小腸の内視鏡検査を行なうこともあります。カメラ検査で組織を採取したのち、顕微鏡を用いた検査も重要です。

4

画像診断

必要に応じてCTやMRI検査を行ない、腸管の炎症だけでなく、狭窄や瘻孔の有無を評価します。

5

鑑別診断

クローン病に類似した症状を示す潰瘍性大腸炎のほか、感染症(腸結核など)、薬剤性腸炎、ベーチェット病などの鑑別を慎重に行ないます。

クローン病の診断は潰瘍性大腸炎よりも時間を要することが多く、通常は2週間から1ヶ月ほどで診断に至ります。診断が難しい場合は、分類不能型の炎症性腸疾患(IBD-U)として経過を観察することもあります。

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