下痢｜仙台駅の消化器内科・内視鏡｜せんだい駅前消化器IBDクリニック

下痢ってどんな症状？

急な腹痛を伴い、水様の下痢が何度も続く…どなたでも一度や二度は経験したことがあるでしょう。通常の下痢は数日から1週間程度で改善します。しかし、3週間以上続く「慢性下痢」の場合は、日常生活に支障が大きくなります。つらい下痢は、もしかしたら病気のサインかもしれません。慢性下痢は様々な病気を鑑別する必要があります。仙台駅前にある当院では、豊富な経験を持つ内視鏡専門医による大腸カメラ検査を通じて、正確な診断と適切な治療をご提案します。どうぞお気軽にご相談ください。

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こんな下痢は要注意？

以下の症状がある場合は、重篤な病気が隠れている可能性があります。自己判断はせずに、お早めに当院にご相談ください。

1日6回を超える下痢
長期に続く下痢
強い腹痛や発熱を伴う下痢
血便を伴う下痢
便秘と下痢を繰り返す

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下痢の原因と対策

下痢は、様々な大腸の病気が原因となって引き起こされます。ウイルスや細菌による感染性腸炎が多いですが、慢性下痢の場合は、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患、長期に続く特殊な感染症、薬剤性腸炎など、様々な病気を鑑別する必要があります。経過を詳細に問診し、血液検査や便検査を行い、さらには大腸カメラ検査を行います。当院では、内視鏡専門医による質の高い検査を通じて、原因をしっかりと探っていきます。

一方で、一時的な感染症による下痢などの場合は、次のようなことに注意しながら改善することがあります。

急性下痢

脱水を起こさないよう、水分をこまめに摂取します。冷たい水分は刺激になるため避け、常温か温かいものを摂ります。カフェインなどの刺激物も避け、白湯・麦茶・経口補水液などが適しています。嘔吐などを伴い水分をうまく摂取できない場合は、脱水にならないよう点滴を行います。食事が摂れる場合は、白粥・やわらかく煮込んだうどん・食パン・すりおろしたリンゴ・コンソメスープ・出汁や薄めの味噌汁・豆腐などが適しています。ヨーグルトはあまり適さないと言われています。感染性腸炎が疑われる場合は、家族内の感染を防ぐため、手洗いをと行いましょう。食材を扱う仕事や、医療・介護・保育などの仕事をしている場合は、症状が完全に消失して48時間が経過するまでお休みすることをお勧めします。

慢性下痢

慢性下痢の場合は、冷たいものや刺激の強いものの摂取を控えます。食事は消化しやすく栄養価の高いものが適しており、ごはんやうどんはやわらかく仕上げ、脂肪が少なく消化しやすい鶏のささみ・白身魚・卵・豆腐や納豆などでたんぱく質を摂取します。牛乳など特定の食品で下痢になりやすい場合は、そうした食品を控えましょう。香辛料やカフェイン、アルコールを控え、消化しにくい脂質も控えめにしましょう。