病名から探す|仙台駅の消化器内科・内視鏡|せんだい駅前 消化器IBDクリニック|土曜診療

〒980-0021宮城県仙台市青葉区中央二丁目1番5号 青葉21ビル 3階

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逆流性食道炎・バレット食道

逆流性食道炎とは、胃酸や胃の内容物が食道へ逆流し、食道に炎症を起こすような病気です。よくある症状として、胸の焼けるような不快感(胸やけ)や酸っぱいものが上がってくる感じ(呑酸:どんさん)があります。しかし、中には典型的な症状がなく、「喉の違和感」や「咳」など、一見すると食道とは関係ないような症状で悩まれる方も少なくありません。

アニサキス症・ピロリ菌感染症

アニサキスは、魚介類に寄生する「線虫」と呼ばれる寄生虫の一種です。私たちが一般的に「アニサキス」と呼んでいるのは、その幼虫を指しており、体長2~3cm程度の白く細長い形をしています。サバ・サンマ・アジ・イカ・サケ・カツオなどの魚介類の内臓や筋肉部分に寄生しており、これらの魚介類を人が生で食べることで、アニサキス症を発症します。

胃・十二指腸潰瘍

胃・十二指腸潰瘍は、なんらかの原因で胃や十二指腸の壁に傷がつき、粘膜がえぐれた状態を表します。胃や十二指腸は、口から入ってくる食べ物や消化液などの攻撃因子に常にさらされていますが、防御因子となる粘液を分泌して自分自身を守っています。何らかの原因でこの攻撃因子と防御因子のバランスが崩れると、粘膜の表面に傷がつき、傷が浅い状態の「びらん」や、さらに傷が深くなる「潰瘍」が形成されます。

機能性ディスペプシア

機能性ディスペプシア(FD)とは、内視鏡検査などで調べても、胃炎や胃潰瘍、胃がんといった明らかな異常がないにもかかわらず、胃痛(みぞおちの痛み)や胃もたれ、胃の膨満感などの症状が慢性的に続く病気です。以前は「慢性胃炎」や「ストレス性胃炎」などと診断されていましたが、胃に炎症がなくても症状があったり、逆に炎症があっても症状がなかったりすることから、胃の「はたらき(機能)」が悪くなることで症状が起こることがわかってきました。

胃がん

胃がんは、胃の粘膜から生じるがんで、慢性的な炎症や加齢による細胞のダメージが積み重なることで発生します。進行すると、粘膜から粘膜下層・筋層・漿膜と順に深い層へ、根を張るように広がっていきます。日本では、胃がんが原因で亡くなる方の数がまだ多く、男性では大腸がんに抜かされたものの第3位、女性では5位を占める重要な病気です。しかし、ごく早期の「粘膜内がん」の段階で発見できれば、99%以上の根治が期待できる病気です。

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群(IBS:Irritable Bowel Syndrome)は、大腸カメラ検査や血液・便検査などの一般的な検査を行っても明らかな異常が見つからないにも関わらず、慢性的に腹部膨満感、腹痛、下痢や便秘などの便通異常を繰り返す病気です。 腸の内臓神経が何らかの原因で過敏になることで引き起こされると考えられており、20~40歳代に多くみられますが、年齢を重ねるとともに減少する傾向にあります。IBSは多くの方が悩む身近な病気で、全人口の10~20%に認められ、消化器内科を受診される方の約3分の1を占めるともいわれています。 命に関わる病気ではありませんが、お腹の痛み、下痢・便秘、不安などの症状は、通勤・通学や日常生活に支障をきたし、生活の質(QOL)を著しく低下させるため、適切な治療が求められます。 ストレスを感じた時や緊張した時に急な腹痛や下痢が生じる、といった症状が数カ月以上続き、精密検査で異常が見つからない場合は、過敏性腸症候群が疑われます。生活習慣の改善や薬物療法により、症状の改善が期待できます。下痢や便秘など、お腹の不調でお悩みや不安がありましたら、当院までお気軽にご相談ください。

潰瘍性大腸炎・クローン病

潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜に原因不明の炎症が起こる病気です。難病とされていますが、最近では患者さんの数がかなり増えており、身近な病気になりつつあります。残念ながら「根治」ができない病気であるため、再燃(病気の活動性が強い状態)と寛解(病気が落ち着いている状態)を繰り返しながら、慢性の経過をたどります。 炎症により、大腸の粘膜にびらん(潰瘍の初期のもの)や潰瘍が発生します。それにより、下痢や血便などの症状が現れます。この炎症は肛門近くの直腸から始まり、連続的に口側へと広がります。炎症の範囲で分けて、直腸だけに限局した「直腸炎型」、直腸から下行結腸までの「左側大腸炎型」、大腸全体に及ぶ「全大腸炎型」に分けられます。炎症の範囲が広いほど、重症化しやすいとされています。 若い方を中心に発症し、発症年齢のピークは男性で20~24歳、女性では25~29歳です。しかし、最近では高齢者を含め、幅広い年齢で発症することが増えています。 軽症の方が多くを占めますが、慢性の経過は日常生活への影響が大きく、中等症や重症の方では入院や手術を必要とすることもあります。しかし、長期に寛解を維持できていれば、病気の無い方と変わらない生活が送れます。当院では、IBD(潰瘍性大腸炎・クローン病)専門医が早めの診断・早めの治療を心がけ、早期に寛解へと導くことを目指しております。

急性胃腸炎

突然の激しい下痢や嘔吐、お腹の痛みに襲われた経験はありませんか?それはもしかしたら「急性胃腸炎」かもしれません。急性胃腸炎は、ウイルスや細菌の感染など、様々な原因で引き起こされる消化器の病気です。多くの場合、数日で自然に回復しますが、特に小さなお子さんやご高齢の方では、重度の脱水や合併症のリスクがあり、早期の適切な対応が重要です。

便秘症

排便の回数が週3回未満などの症状が便秘として知られていますが、便が硬い、少量しか出ない、強くいきまないと出ない、排便後に残便感があるなど、本来なら体外に排出すべき便を「十分量かつ快適に排出できない」状態を便秘症と言い、何らかの治療を必要とします。 便秘症は女性に多く、年齢を重ねると便秘でお悩みの方が増えていきます。男性は高齢になるまでは比較的少ないですが、70歳を超えると便秘に悩む割合が急に増えていきます。 何らかの病気が原因になって、便秘が生じていることがあります。また、便秘症の方で、発症リスクが高い病気もあります。当院では、消化器病専門医が適切な検査を行ないながら原因を確かめ、ライフスタイルに合わせて治療の相談を行ないます。市販薬で十分な効果が得られない場合も、作用機序の異なる新しい薬も登場していますので、どうぞお気軽にご相談ください。

大腸ポリープ・大腸がん

大腸がんは、大腸の粘膜から発生するがんです。大腸は、盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸に分かれており、日本人の大腸がんの多くはS状結腸と直腸に発生します。日本では、大腸がんと診断される方の数が年々増加しています。男性では前立腺がんに次いで第2位、女性では乳がんに次いで第2位です。また、大腸がんが原因で亡くなる方の数も増えており、男性では肺がんに次いで第2位、女性では第1位となっている重要な病気です。しかし、ごく早期の「粘膜内がん」の段階で発見できれば、99%以上の根治が期待できます。

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